JR日野駅より徒歩2分
19時まで診療
医院名 |
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高瀬内科クリニック |
院長 |
高瀬 雅久 |
住所 |
〒191-0002 東京都日野市新町1-20-3 エスペラール1F |
診療時間 |
休診:木曜日、土曜日午後、日祝祭日 |
電話番号 |
042-582-7228 |
胎盤のことをプラセンタといいます。赤ちゃんの誕生とともにプラセンタは、役目を終えて体外に排出されます。この時点でも豊富な栄養と各種有効成分を含んでいます。細胞の新陳代謝を促し細胞の活性化を促したり、アミノ酸やビタミン酵素などが含まれており体内の細胞を作る原料になります。当院では、国内のヒト胎盤エキスであるプラセンタ注射(商品名;ラエンネック)を使用しております。
日本国内の正常分娩で生まれた人の胎盤のみを使用し、妊娠入院時に血液検査を繰り返し、感染症がないことを確認した胎盤を使用しているため安全です。また、製造過程においては、原料提供者のスクリーニング検査(医療機関での検査、確認)、受け入れ検査(B型肝炎、C型肝炎、エイズウィルスの検査)、ウィルスの不活化処理(有機溶剤処理、酸処理、高圧蒸気滅菌処理)、製品試験(受入検査に加えて、成人T細胞白血病、リンゴ病のウィルス検査)をおこなってより安全に使用できるようにしております。
副作用ですが、注射部位の疼痛、注射部位の硬結がありますが、通常2~3日で消失します。過敏症(発疹、発熱、掻痒感)があった場合は、すぐ中止します。また、非常にまれですが、ヒト組織由来のタンパクアミノ酸等を含有する製剤のためショックを起こすことがあります。その他、女性化乳房や急性肝障害の報告もあります。
注意事項としては、プラセンタ注射は、原料としてヒトの胎盤が使用されているので、生体由来のための感染症のリスクがある製剤として、特定生物由来製薬の指定を受けており、一度でもプラセンタを使用した方は、献血(輸血ではなく)ができなくなります。
(株式会社日本生物製剤 パンフレットより一部抜粋)