JR日野駅より徒歩2分  19時まで診療
           内科・消化器内科・アレルギー科

TEL: 042-582-7228
〒191-0002
東京都日野市新町1-20-3 
エスペラール1F
 


クリニック案内

JR日野駅より徒歩2分
19時まで診療

医院名
高瀬内科クリニック
院長
高瀬 雅久
住所
〒191-0002
東京都日野市新町1-20-3
エスペラール1F
診療時間
  • 9:00-12:30
  • 15:00 - 19:00 
受付は診察終了15分前まで
休診:木曜日、土曜日午後、日祝祭日

電話番号
042-582-7228

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TEL 042-582-7228

ピロリ菌について

ピロリ菌について

ピロリ菌の正式名称は、ヘリコバクターピロリ菌で、胃粘膜の表面や粘膜の中に住む細菌です。感染者は日本人では多く、幼少期に井戸水を飲むなど、子供のころの衛生環境や祖父母や両親からの食事の口移しなどによる感染が疑われ、特に50歳以上で約4割、70歳以上では約6割以上と言われています。大人になってからの感染の可能性は少ないものと考えられています。

ピロリ菌感染の経過

胃の中は胃酸によって強い酸性になっていますが、ピロリ菌は、ウレアーゼという酵素を出して、菌の周りのみを中和し、胃の中に生息できるようにしてしまいます。そのウレアーゼによって、慢性胃炎や胃潰瘍を引き起こします。慢性胃炎の状態が長く続くと粘膜の老化が認められるようになり胃粘膜が薄くなる萎縮性胃炎となり、さらに進行すると胃粘膜の一部が腸粘膜のようになる腸上皮化生となり、胃がんを発症する可能性が高くなります。胃がんの方の約9割はピロリ菌に感染していると言われております。

ピロリ菌感染の検査法

健康診断でよくあるケースは、胃のバリウム検査とピロリ菌の抗体検査(血液検査)をおこなって紹介されるケースが多いようです。ピロリ菌抗体検査の他に、当院では、精度が高い尿素呼気試験をおこなっております。尿素呼気試験は、まず呼気を採取して、その後尿素を服用し10分後ぐらいに再度呼気を採取して終了となります。体に侵襲がない検査です。50歳以上、子供のころ川や池でよく遊んだ、食後に胃もたれがする、2日酔いがひどい、家族に胃がんや大腸がんの方がいるなどの方は積極的にピロリ菌の検査を受けましょう。

ピロリ菌の除菌治療について

除菌療法の保険適応ですが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍がある場合は保険適応になりますが、慢性胃炎の場合は、胃内視鏡で診断する必要があります。当院以外でおこなった胃内視鏡所見とピロリ菌の検査結果をご持参いただければ、薬剤アレルギーがなければ除菌療法をおこないます。

除菌治療には、1次除菌には、胃酸分泌抑制(カリウムイオン競合型アシッドブロッカー)と2種類の抗菌剤(アモキシシリンとクラリスロマイシン)を7日間服用します。治療効果判定は、薬の影響をなくするため服薬終了4週間以上経ってから検査を行っています。当院では、尿素呼気試験をおこない判定します。除菌率は約92%ですが、1回で除菌できなければ、2次除菌に移行します。2次除菌はクラリスロマイシンをメトロニダゾールに変更して7日間服用して治療をします。除菌率は、約98%です。ここまででほとんどの方が除菌できますので、2次除菌までは、保険診療でできます。

ピロリ菌除菌後について

除菌に成功しても、感染期間が長いほど、萎縮した胃粘膜の修復が難しくなり、萎縮のままだと遺伝子が変異しやすく胃がんが発生する可能性があります。除菌後も定期的な胃内視鏡をお勧めいたします。また、胃粘膜が元気になり胃酸分泌が活発になり、逆流性食道炎が起こりやすくなることもあります。ピロリ菌は、胃炎、潰瘍、がんの発生に深く関与しているため、なるべく若いうちに一度は検査を行ってみましょう。

当院で健康診断でピロリ菌の検査をする場合

ピロリ菌抗体検査(ABC健診):4400円  
尿素呼気試験:6600円となります。
お電話でご予約下さい。

ヘリコバクターピロリ菌

尿素呼気試験

慢性便秘症について

便秘とは、本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態と定義され原因や症状および病態によっていくつかの病型に分類させます。国際的に使用させている慢性便秘症の診断基準を以下に示します。

1. 便秘症の診断基準

以下の6項目のうち、2項目以上を満たす

a.排便の4分の1超の頻度で、強くいきむ必要がある
b.排便の4分の1超の頻度で、兎糞状態または硬便(BSFS*でタイプ1か2)である
c.排便の4分の1超の頻度で、残便感を感じる
d.排便の4分の1超の頻度で、直腸校門の閉塞感や排便困難感がある
e.排便の4分の1超の頻度で、用手的な排便介助が必要である。(摘便や会陰部圧迫)
f. 自発的な排便回数が、週に3回未満である

2. 慢性の診断基準

6か月以上前から症状があり最近3か月間は上記基準を満たしている事

*BSFS;ブリストル便形状スケール

つまり便の回数や量が少なくても便秘とは言わないということになります。

3. 慢性便秘の治療薬

大腸の通過時間が正常にもかかわらず排便回数や排便量が少ない大腸通貨正常型便秘症では、食物繊維摂取量の適正化(18~20g/day が目標)で症状が改善することがあります。
治療の基本は、酸化マグネシウム、ルビプロストン(アミティ-ザ),リナクロチド(リンゼス)などの非刺激性下剤を毎日服用して、その量や種類を調節することによって排便回数を1回/日~2回/日に、便性状をブリストル便性状スケールの3~5型に調節する。非刺激性下剤の種類や量が適量に達するまでは、排便が全くなかった日の眠前のみ刺激性下剤をレスキューとして頓用使用をすることになります。

4. 便秘の主な治療薬

1)浸透圧型下剤
 a: 酸化マグネシウム:定期的なMg値の測定が必要、腎機能障害の高齢者には禁忌
 b:モビコール:ポリエチレングリコールの浸透圧効果で腸管内水分増加させ便の水分量を増加させ、便容量の増加に  よる生理的な大腸蠕動運動を促進する

2)上皮機能変容薬:小腸で水分分泌を促し軟便化や排便回数を増加
 a:アミティーザ:(クロライドチャンネルアクチベータ):妊婦妊娠の可能性がある女性は禁忌 副作用;悪心
 b:リンゼス:(グアニル酸シクラーゼC受容体アゴニスト):食前投与、便秘型過敏性腸症候群に適応

3)刺激性下剤:出来れば必要時のみ服用が望ましい
 a: プルゼニド(センノシド)アローゼン顆粒(センナ);長期連用で耐性
 b:ラキソベロン(ピコスルファートナトリウム):量は調節しやすいが長期連用で耐性

4)発泡型下剤レシカルボン坐薬(炭酸水素Na+リン酸水素Na): 肛門でCO2を発生して腸内を刺激

5)その他の薬
 a:グーフィス(エロビキシバット):胆汁酸の再吸収を防いで大腸内の胆汁酸増加させる

6)主な便秘の漢方薬 ツムラ番号
 潤腸湯(51)調胃承気湯(74)大黄甘草湯(84): 大腸刺激 桃核承気湯(61):
 若い女性の便秘 防風通聖散(62)大承気湯(133): 肥満の方 大建中湯(100)
 腸管運動促進、麻子仁丸(126): 高齢者便秘