JR日野駅より徒歩2分 19時まで診療
             内科・消化器内科・アレルギー科

TEL: 042-582-7228
〒191-0002
東京都日野市新町1-20-3 
エスペラール1F 

クリニック案内

JR日野駅より徒歩2分
19時まで診療

医院名
高瀬内科クリニック
院長
高瀬 雅久
住所
〒191-0002
東京都日野市新町1-20-3
エスペラール1F
診療時間
  • 9:00-12:30
  • 15:00 - 19:00 
受付は診察終了15分前まで
休診:木曜日、土曜日午後、日祝祭日

電話番号
042-582-7228

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健康診断の検査項目の説明

BMI(Body mass index):体格指数 肥満度を判定する代表的な指標です。BMI=体重(kg)/身長(m)×身長(m) で数値を出します。BMI 18.5 未満やせ BMI 25.0以上肥満とされ、適正体重はBMI 22.0 です。

AST, ALT: ASTは心筋に最も多く、筋肉や肝臓にもありますが、ALTはほとんど肝臓にあります。両者が高いときは、肝障害、慢性肝炎、肝硬変で、ASTのみ高いときは心筋梗塞の初期診断に役立ちます。

γ-GTP:アルコールと関係が深い酵素で、肝炎や特にアルコール性肝障害で著明に上昇します。
グルコース:血糖のことで血液中のブドウ糖です。糖尿病で上昇します。

HbA1c:過去1~2ヶ月間の平均血糖がわかり、糖尿病の血糖コントロール状態がわかります。HbA1cが6.5を超えたら内服治療を考えます。

LDL-コレステロール、HDLコレステロール: LDLコレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれ、動脈硬化の危険因子となり増えすぎると動脈硬化の一因となります。HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれ、高値なほど動脈硬化の予防になるといわれています。

中性脂肪(TG):栄養として蓄えられますが、増えすぎると脂肪肝や動脈硬化の原因となります。最近では、small dense LDLコレステロール(LDLコレステロールより動脈硬化を起こすコレステロール)と相関するといわれ動脈硬化の原因となります。

脂質異常症の判定基準

高コレステロール血症 ⇒ 総コレステロール・・・220mg/dl以上

高LDLコレステロール血症 ⇒ LDLコレステロール・・・140mg/dl以上

低HDLコレステロール血症 ⇒ HDLコレステロール・・・40mg/dl未満

高トリグリセリド血症 ⇒ 中性脂肪・・・150mg/dl以上

BUN:たんぱく質代謝の終産物で主に腎臓から排泄されます。腎炎などの腎機能低下や特に尿毒症で上昇します。

クレアチニン:たんぱく質代謝の終産物で主に腎臓から排泄されます。従って腎臓に障害があると上昇します。

尿酸:核蛋白の代謝終産物で、血中に増加すると関節や臓器に沈着して、痛風や腎機能障害を引き起こします。

白血球:感染症や、炎症などで増加します。減少するときもあり、白血球の分画(白血球の分類)を調べることが重要です。

赤血球:体に酸素を運搬するヘモグロビン(Hb:血色素)を含む血球です。この数の減少や含まれるHbが少ないと貧血ということになります。逆に多血症もあります。

ヘモグロビン(Hb):少ない場合は貧血です。減少の起こる原因によって種々に分類されます。一番多いのは、鉄が不足して貧血になる鉄欠乏性貧血です。

ヘマトクリット:Hctと略されます。血液中の赤血球の質的割合を示す数値です。

血小板:止血にかかわる数値で、種々の原因でこの数値が低いと、血が止まりにくくなります。

2型糖尿病について

2型糖尿病とは、加齢、肥満、運動不足などが原因で、膵臓からのインスリンの分泌低下や感受性の低下の2つが生じることにより血糖値が高くなる疾患です。病初期には、自覚症状はほとんどありませんが、病気の進行につれ全身の大血管、小血管や神経が障害され、網膜症、神経障害、腎障害などの合併症を引き起こし、末梢動脈疾患や心筋梗塞、脳梗塞などの心血管疾患や感染症、さらには歯周病の原因となります。

糖尿病型の診断基準
次のいずれかに該当する場合は糖尿病型と診断します。
1.随時血糖値200mg/dl 以上の場合
2.早朝空腹時血糖126mg/dl以上の場合
3.75g糖負荷試験で2時間値が200mg/dl以上の場合

糖尿病の判定基準

1.糖尿病の典型的症状(口渇、多飲、多尿、体重減少)の存在
2.HbA1c6.5%以上
3.確実な糖尿病性網膜症の存在がある場合は糖尿病と診断されます。

血糖値とHbA1cともに糖尿病型の場合は糖尿病と診断します。

血糖値のみ糖尿病型の場合は糖尿病の判定基準、1あるいは3があれば糖尿病と診断しますが、いずれもない場合は再検査をおこなって血糖あるいはHbA1cあるいは両方ともに異常がある場合は糖尿病と診断します。

HbA1cのみが糖尿病型(HbA1c6.5%以上)の場合は、再検査を行い血糖、あるいは血糖とHbA1c両方が異常の場合は糖尿病と診断されます。その他のケースに関しては糖尿病を疑って3から6ヵ月後に再検査をおこなって糖尿病かどうか診断をおこないます。

糖尿病による全身に及ぶ合併症
糖尿病は、治療をおこなわないと合併症が生じることがあり治療を早急におこなわなくてはなりません。

■ 糖尿病の急性の合併症
1. 極度のインスリン不足による糖尿病性昏睡
2. 治療の結果血糖が異常に下がって意識障害が起こる低血糖昏睡

■ 糖尿病の慢性合併症
1.糖尿病性網膜症:高血糖による血行の悪化は、眼底にある網膜の毛細血管にも異常を起こします。初期には症状がありませんが、眼底出血や、白斑、硝子体出血などが起こり失明することがあります。

2.糖尿病性腎症:高血糖が続くと、毛細血管が集まる腎臓の糸球体に異常を認め、尿に蛋白が出るようになります。病状が悪化すると、蛋白尿が大量に出て腎機能を著しく低下、腎不全を発症します。透析が必要になることもあります。

3.糖尿病性神経障害:高血糖が続くと、末梢神経にも異常が起こり、足先や手先に痺れや痛みを感じます。症状が悪化すると、障害は自律神経にもおよび 立ちくらみや、排尿障害、便秘、発汗異常などが現れることがあります。

4.大血管症:上記1.2.3の合併症は細小血管症に対して、脳梗塞・脳出血、心筋梗塞・狭心症、糖尿病足病変は大血管症といい、これらの疾患が増加傾向にあります。糖尿病の患者さんが心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険度は健常者の数倍にもなります。

糖尿病の治療

1.食事療法と運動療法を行い、血糖値をコントロールする。肥満がある場合は、肥満を解消する。
2.改善しなければ、経口糖尿病薬やインスリン療法を行う。
3.血糖の管理だけではなく血圧や脂質代謝も管理を行う。
4.治療目標は、急性・慢性合併症の予防、合併症の治療とその進展抑制である。

糖尿病の食事療法の基本

1.腹八分目とする。
2.食品の種類はできるだけ多くする。
3.脂肪は控えめに
4.食物繊維を多く含む食品(野菜、海藻、きのこなど)をとる。
5.朝食、昼食、夕食を規則正しく
6.ゆっくりよくかんで食べる

運動療法の基本

適正エネルギー摂取量=標準体重×身体活動量
(標準体重=身長(m)×身長(m)×22)

身体活動量の目安 
軽労作(ディスクワークが多い職業など)25~30kcal/kg標準体重
普通の労作(立ち仕事が多い職業など)30~35kcal/kg 標準体重
重い労作(力仕事が多い職業など)35~ kcal/kg 標準体重

例:身長160cmの普通の労作の糖尿病患者さんのカロリー計算
1.6×1.6×22×30=1690Kcal 約1700Kcal の食事をしていただきます。

糖尿病の治療について

治療をおこなうときには、おもに経口糖尿病薬を用います。インスリン依存状態である1型糖尿病の治療には不可欠ですが、最近は使いやすく効果も優れたインスリン製剤があるため2型糖尿病にも使われるようになりました。

経口糖尿病薬の種類

1.膵臓に働く:スルホニル尿素薬、速効性インスリン分泌促進薬、DPP-4阻害薬→インスリンを出して血糖値を下げる。
2.腎臓に働く:SGLT2阻害薬→尿中ブドウ糖の排出を促進させ、血糖値を下げる。
3.腸に働く;αグルコシダーゼ阻害薬→糖質吸収を遅らせ、食後の血糖上昇を抑制する。
4.筋肉などに働く:インスリン抵抗性改善薬→インスリン作用を高め血糖値を下げる
5.肝臓などに働く:ビグアナイド薬→肝臓で糖が作られるのを抑える一方で、糖の利用を促進する。